シリンジ法とは、
シリンジ法とは、男性がマスターベーションで出した精子を、シリンジを使い、腟内に直接注入する方法です。※シリンジとは、スポイトのようなもの
痛みもなく、短時間で済むし、お風呂に入る必要もなく、本当に気軽…!!ノーストレスです!!
今やシリンジ法は、20~30代前半の若い世代の方に多く取り入れられている手法で、新しい妊活法の1つとしても話題になっているみたいです。
シリンジ法で妊娠するの?
シリンジ法に興味をもったときに、まず考えるのは、「本当に妊娠するの?」
結論からいうと、
妊娠します!
我が家はシリンジ法で妊娠し、出産しています!
シリンジ法の妊娠率
シリンジ法って、性行為をするのとは違うし、そんなんじゃ妊娠しないんじゃない??
と、思いませんか?
私も最初はかなり疑っていました。
しかし、色々調べてみたところ「シリンジ法は通常の性行為と同程度の妊娠率」という研究結果が出ていることを知りました。
研究論文によると
女性の膣痙や性交疼痛、男性の勃起障害や早漏などの要素の組み合わせによる障害(UCM)を抱える55組を年齢別(女性)にグループを分けて研究を行ったところ、最も若い第1グループでは約68.9%もの妊娠率という結果がわかりました。
Pregnancy Outcome of Home Intravaginal Insemination in Couples with Unconsummated Marriage
シリンジ法での妊娠確立(6周期目までに妊娠した確率)
年代 | 妊娠確率 |
20~33歳 | 68.9% |
33歳~36歳 | 42.8% |
36歳以上 | 25.0% |
性行為による妊娠確立(1年間避妊しないで性交渉をした場合の妊娠確率)
年代 | 妊娠確立 |
20歳~24歳 | 86% |
25歳~29歳 | 78% |
30歳~34歳 | 63% |
35歳~39歳 | 52% |
40歳~44歳 | 36% |
シリンジは半年で妊娠した確率、自然妊娠は1年で妊娠した確率だから、正確に比較はできないけど、大差ないことはわかる!
空気に触れても生きられるの?
でもさ、精子って空気に触れたら死んじゃうんじゃないの??
なんとなく、精子が外の世界に出たらすぐ死ぬんじゃないかって思いませんか?
私も以前はそう思ってました。
ですが、精子の検査では自宅で出した精子をクリニックに持参するわけですから、数時間なら生きているってことですよね。
どこかの国で、刑務所から持ち出した夫の精子で妊娠した、という話も聞いたことがあります。
もちろん、カラッカラのカピカピに乾燥したら死ぬと思います。
ということは、何時間も放置しなければ問題ない、ということか。
出したあと何時間も保管する場合は、ラップをかけたら良いと思います!
障害を持って生まれる?
でもさ~、なんとなく、障害を持って産まれるとか、、問題がありそう…
と、心配してましたが、障害を持って生まれてくる確率も自然妊娠と変わないそうです。
前述したように、シリンジ法は自然妊娠と同じ扱いになります。シリンジ法を行った場合でも妊娠率や奇形児が生まれる割合は自然妊娠と同様の割合になるということがわかっています。シリンジ法をしたから胎児奇形が起こったということは考えにくいといわれているのです。
そのため、シリンジ法で出産した子どもに奇形があったという場合でも、それはシリンジ法によるものでは無いと考えられます。
シリンジ法は自然妊娠と同じくらいの確率で妊娠するし、シリンジ法だからと言って障害児が生まれるってわけではないことが分かりました。
実際にどうやって使うのかは、こちらの記事も合わせてお読みください。
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