少し古いですが、2020年に発売された「あかほし」の特集に、今回のタイトルと同じような記事が載っていました。
あかほし編集部の最新アンケート(2020年4月メルマガ会員を対象に実施)でも、セックスの頻度が月1回未満という、ほとんどレスのカップルが3割近くいました。
また、「セックスをしないで赤ちゃんを授かりたいと思うことがある」女性は半数以上(55.5%)にのぼり、「とてもそう思う(22.2%)」「何度か思ったことがある(33.3%)」という内訳だったのです。
そんなにも多くの女性が、セックス無しで妊娠したいと思っていることに驚きました。
いや、私もそうだけど!
Q セックスをしないで赤ちゃんを授かりたいと思うことがありますか?
一人目はまだまだ新婚気分だったので、子作りはさほど苦労しなかったけれど、二人目ともなると、性欲は薄れ、セックスより眠気が勝り、出来ればしたくない…と思う方もいますよね。
なんとか気持ちを奮い立たせて頑張るものの、排卵日付近の1日〜2日程度しかタイミングがとれないことありませんか?
このあかほしの記事を監修したドクター・松林秀彦先生(リプロダクションクリニック東京)は、
「妊娠への最短距離は毎日セックスすること」と力説します。えっ!? 生殖医療のエキスパートがセックス推し!?体外受精が最短じゃないの!?と取材班は驚きましたが、「冗談のように聞こえるかもしれませんが、性交渉の回数が多いほどが妊娠には有利。毎日が難しければ、2〜3日に1回になっても大丈夫。とにかく排卵日周辺だけでなく、日常的に夫婦生活を持ちましょう」と松林先生。
うっは〜!何言ってんのこのドクター!!
毎日なんて、いや、無理ですよね、そんな時間ないし。
いや、でもよく考えてみました。
確かに、レスの期間が開けば開くほど、セックスに対しての気持ちは薄れ、なきゃなくて良い生活になってしまいますよね。
毎日するもんだ、と思っていればあまり抵抗なくできるのでは??
いや、無理っしょ…
妊娠率が高いタイミングはいつ?
アメリカ生殖医学会のOptimizing natural fertility: a committee opinionを元に「妊娠率が高いタイミング」を解説します。
まず、下のグラフをみてください。
これは、年齢別に見る妊娠率のグラフです。どちらも排卵日の2日前が最も高いです。
排卵日が確定できるなら、排卵日2日前にタイミングをとると良さそうですが、排卵日が思ったよ早い・遅いこともあります。
毎日セックスをした場合の妊娠率は37%、1日おきは33%、1回のみでは、15%でした。
排卵日付近にできるだけ多くタイミングをとると、妊娠率がアップします。
タイミングがとれない場合
できるだけ多くのタイミングを取らなければならないことはわかりましたが、どうしたらタイミングを増やすことができるのか。
そんなときの救世主が、「シリンジ法」です。
シリンジ法とは
シリンジ法とは、男性がマスターベーションで出した精子を、シリンジを使い、腟内に直接注入する方法です。※シリンジとは、スポイトのようなもの
人工授精の家庭版とも言えます。(正確には人工授精とシリンジ法は別物です)
シリンジ法は誰が使ってるの?
シリンジ法の認知度は上がってきており、最近では薬局でも買うことができるようになりました。
シリンジ法はどんな人たちが使っているのでしょうか?
- 痛みや痙攣があり、セックス自体が苦痛
- 男性にEDや射精障害がある
- 仕事などが忙しく、不妊治療で通院する時間がない
- 排卵日周辺でのタイミングがとりにくい
- 排卵日周辺に毎日やるのはしんどい
- セックスしたくないが、赤ちゃんは欲しい
我が家の場合、私の性交痛と、夫のタイミングEDによりシリンジ法を始めました。
- こちらの記事もお読みください。
結果として4ヶ月目で妊娠!シリンジ法のみです!
シリンジ法は、タイミングがなかなか取れないカップルやご夫婦にとって救世主です。
わが家も本当に救われました。
タイミング法に挑戦中だけど、上手く行ってないなければ、シリンジ法をトライしてはいかがでしょうか。
もっと詳しくシリンジ法を知りたい方はこちらの記事も合わせてお読みください。
コメント